レーザ計測 / 測量調査
レーザ計測は、レーザ光で対象物をスキャンし、三次元点群データを取得する技術です。地形図作成やインフラ点検、災害対策など幅広い用途に対応し、対象や精度に応じた機材と手法で高精度なデータを提供します。
地上レーザ
地上設置型のレーザ機器を用いて地形・地物に対してレーザを照射して、三次元点群データを取得します。大縮尺の地図作成など、局地的な計測に用いられています。
トンネル画像計測(モービルインスペクションシステム)
レーザ機器と8Kの超高解像度映像カメラを搭載した車両を用いて、トンネル内を計測します。計測データからは、トンネル覆工面の展開画像を作成し、ひび割れ等の変状把握に使用します。点検支援技術性能カタログ(国土交通省)に掲載されている技術で、トンネル点検をサポートします。

航空レーザ測深
水中の地形を計測する場合、水中を透過して水底まで到達するグリーンレーザ(可視光)を使用して計測します。通常の遠赤外光とグリーンレーザを同時に使用することで、陸部から水部までシームレスなデータ取得が行えます。河川や浅海域の水中浅部を対象とした、地形把握に用いられます。

航空レーザ測量
航空機を用いて空から計測することで、短時間で広範囲のデータが取得可能となります。使用する航空機には、広範囲の飛行が得意とする固定翼機と、柔軟なコース設定が可能な回転翼機があります。計測目的に応じて、最適な計測計画を立案いたします。

UAVレーザ測量
UAV(ドローン)にレーザ機器などを搭載し、比較的狭い範囲(1㎢未満)を対象に、機動性を活かした計測を行います。高い照射密度による詳細な地形把握や、定期的な計測が可能です。

MMS(モービルマッピングシステム)
計測機器を車両などの移動体に搭載し、走行しながら三次元点群データの取得を行います。レーザ機器に加えて画像撮影用のカメラも搭載することで、道路および周辺の地形・地物の高解像度画像の取得が行えます。計測データは、道路や鉄道などのインフラ管理に活用されます。


測量調査
レーザ計測
レーザ計測は、レーザ光で対象物をスキャンし、三次元点群データを取得する技術です。地形図作成やインフラ点検、災害対策など幅広い用途に対応し、対象や精度に応じた機材と手法で高精度なデータを提供します。
- 地上レーザ
- トンネル画像計測(モービルインスペクションシステム)
- 航空レーザ測深
- 航空レーザ測量
- UAVレーザ測量
- MMS(モービルマッピングシステム)
空中写真測量
空から撮影されたステレオ写真を用いて、地形や地物の位置・形状・高さなどを測定する手法となります。地図作製、災害調査、土地利用など多目的に利用されています。
- 空中写真
- 写真地図
- 数値図化
- UAV撮影
河川測量・ダム堆砂測量
河川やダムにおける水中地形を高精度に計測する業務です。音響測深やナローマルチビーム測深技術を用い、水底の形状や堆砂状況を詳細に把握します。治水・利水の計画や維持管理に欠かせない基礎データを提供しています。
- ナローマルチビーム測深
- 音響測深
地上測量
地上測量は、土地や構造物の正確な位置や形状を把握するための基礎的な作業です。基準点測量では位置の基準を定め、路線測量では道路や鉄道の設計に必要な線形を測定、用地測量では土地の境界や面積を明確にし、各種インフラ整備に貢献します。
- 基準点測量 路線測量 用地測量